受注APIご利用時の注意(必読)【楽天市場(楽天ペイ)】 ID:20632
受注APIを利用して、楽天市場店舗の注文を本システムに取り込む際の注意事項です。必ずご確認ください。
ご利用前のテストについて
APIでの受注データの自動取り込みを開始する前に、受注CSVなどを利用したテストを行うことをお奨めいたします。
(テスト例)
・[新規受付]の受注伝票が他のステータスに移動するか
・備考欄変換設定が機能するか
・正常に出荷までの作業が行えるか
受注データ取込時の動き
・受注取込をAPIで行う場合、本システムが楽天側で自動注文確認を行います。
(楽天側の自動注文確認機能を併用しても問題ありません。)
注文確認処理を行わない設定も可能です。以下マニュアルをご確認ください。
・本システムに受注データを取り込んだ注文は、楽天側で配送会社が「その他」に更新されますが、その後行う発送完了報告(API/CSV)時に、実際に発送した配送会社情報に上書き更新します。
受注APIで取込対象になる条件
- 楽天共通決済の場合、楽天側のステータス [注文確認待ち]~[発送待ち] の注文
(クレジット・銀行振込・後払い決済など) - 選択制決済の場合、楽天側のステータス [発送待ち] の注文 (代金引換など)
- 通常購入・定期購入、予約購入の注文
- 過去24時間以内の注文(APIを開始する際はご注意ください)
- 楽天にて手動で注文確認を行ってから24時間以内の注文(自動注文確認を停止している場合のみ)
受注APIで取り込めない受注
受注取り込み後の本システム側のステータス
正常に受注取込が行われた場合、本システム側の受注伝票の受注ステータスは [確認待ち]以降に変更されます。
受注取込のタイミング
受注取込はリアルタイムではありません。
■あす楽注文の場合
本システムの「受注取得API処理」が実行されたタイミングで取り込まれます。(平常時で約15分間隔)
■あす楽注文以外の場合
注文後30分間は受注取込を行いません。(楽天側で購入者のキャンセル可能時間を確保するため)
受注メール取込を行っている場合は、[新規受付]に30分間とどまります。
その後、本システムの受注APIが動作したタイミングで取り込まれます。(平常時で約15分間隔)
「ポイント全額支払い」の受注伝票
受注取り込み時、受注伝票の支払方法に「ポイント全額支払い」が適用されたとしても、APIによる自動入金処理が行われると、その時の楽天側の支払方法に上書きされます。
(楽天側にはポイント全額支払いがないので、クレジットカードなどに上書きされます。)
この内容 (例:クレジットカード/0円など) は納品書に記載されますので、必要に応じて支払方法の修正をお願いいたします。
自動入金確認の処理内容に関しては下記をご参照ください。
金額や住所など注文内容の変更について
本システムの受注伝票上の金額や住所の変更を行った場合、必ずRMS側も変更してください。
APIを利用している場合も、注文内容の変更は自動反映されません。
受注伝票のキャンセルについて
■本システム側でのキャンセル
本システム側で受注伝票をキャンセルした場合、楽天側には自動反映されません。
RMSにてキャンセル処理を行ってください。
■楽天側でのキャンセル
楽天側で注文をキャンセルした場合、一部ステータスでのキャンセルは本システムに自動反映されます。
詳細は下記をご参照ください。
APIライセンスキーの有効期限
APIライセンスキーの有効期限は90日間です。(楽天市場のルール)
有効期限が切れる前にライセンスキーを再発行し、本システムに登録してください。
受注データ内のコロン(:)について
受注データにコロンが含まれていた場合、受注CSVファイルでは半角(:)で取り込まれますが、APIでの受注取込時は全角(:)で取り込まれます。備考欄変換設定をご利用の際は、必ず全角コロンで入力・設定してください。
下記の関連マニュアルもご参照ください。
在庫連携はFTPを利用する場合
受注データの取り込みはAPI、在庫連携はFTPを利用する場合、API設定画面にて在庫更新の利用チェックをはずし、FTP連携に必要な設定を行ってください。設定方法は下記マニュアルをご参照ください。
■在庫更新の利用チェックをはずす
■FTPでの在庫連携に必要な設定
複数配送受注の注意点
複数配送の受注を取り込んだ場合、手数料の自動計算(支払方法別手数料)が動作しません。手動で手数料を加算してください。
お荷物を複数個口に分けた場合
出荷の段階などでお荷物を複数に分けた場合は受注伝票を分割し、それぞれに配送番号を登録することをお奨めします。
(1つの伝票に複数の配送番号を登録しても、楽天側に正常に登録されない場合があります。)
「出荷予定日」と「納品書印刷指示日」に異なる日付を登録する運用の場合
下記条件をどちらも満たす場合、受注伝票の「出荷予定日」と「納品書印刷指示日」に同じ日付が登録されることがあります。
・APIの「自動入金確認」機能を利用する
・伝票の「出荷予定日(もしくは商品マスタの納期)」 > 伝票の「承認日(オーソリが取れた日)」 + 30日
自動入金機能については下記をご参照ください。
詳細は下記をご参照ください。
メール取り込みとの併用について
受注取込み時に受注APIでの取込処理と受注確認メールの取り込みタイミングが重なることが原因で、受注内容が正確に取り込まれないことがあります。
短時間で注文が集中するときなど注文量が多いときに発生する可能性が高まりますので、RMS側の受注ステータスと本システムの受注ステータスが異なる受注がないか定期的にご確認ください。