与信結果 / 入金情報の自動取込【楽天市場(楽天ペイ)】 ID:20977

楽天共通決済の受注に対する与信結果、および入金情報を本システムに取り込む機能のご案内です。
APIにて受注取込を行うと、本機能がスタートします。

1.事前の確認事項

■事前に必要な設定1
本機能を利用する場合、楽天側の決済方法と本システムの支払方法を紐づける必要があります。未設定の場合は下記をご参照ください。

支払方法の取込設定【楽天市場(楽天ペイ)】

■事前に必要な設定2
本機能を利用する場合、楽天のライセンスキーを本システムに登録し、APIでの連携を開始する必要があります。未設定の場合は下記をご参照ください。

API認証情報の登録【楽天市場】

■処理対象となる条件

条件 内容
支払方法 楽天ペイ(楽天市場決済)であること
(クレジットカード、銀行振込、セブンイレブン前払いなど)
対象期間 下記いずれかに該当する場合
・受注日から15日以内
・(オーソリNGなどによる)支払方法変更時から15日以内
・金額変更時から15日以内
伝票の条件 下記全てを満たす場合
・[受注状態]2:起票済(CSV/手入力)
・[入金状況]0:未入金
・[承認状況]10:未承認
・[承認日]空欄

■処理対象外となる条件
・受注CSV取込による起票、および手起票の受注伝票(複写処理によって起票された伝票も含む)

・同梱処理によってキャンセル([3:他の伝票へ統合の為キャンセル])になった受注伝票を[0:有効な受注です]に戻した場合

■処理タイミング
楽天側の注文が[発送待ち]ステータスに移動すると処理対象となります。
(自動取込が行われる間隔の目安は約15分に1度)

2.操作手順

【本システム画面】

  1. [設定]→[基本]より[API]をクリック
  1. 店舗を選択
  2. 受注取込の[利用する]にチェック

    ※利用チェックをつけると、楽天側のキャンセルを本システムに反映する処理もスタートします。詳細は下記をご参照ください。

    注文キャンセルを本システムに自動反映

  3. [設定を保存]をクリック


楽天の与信/入金情報の自動取込が可能となります。

オーソリOKの場合

楽天側の注文が[発送待ち]ステータスに移動すると、受注伝票の項目が下記の通り更新されます。

■更新される受注伝票の項目

受注伝票の項目 更新後の値
入金状況 2:入金済み
※出荷可能設定の[印刷待ち]ステータスへ移動できる入金状況
承認状況 30:承認済
承認日 楽天側の「発送指示日時」

出荷可能設定の詳細は下記をご参照ください。

[入金待ち]に止める受注の条件設定(出荷可能)

■入金確認前に伝票を分割した場合
楽天側の入金確認前に本システムの受注伝票を分割した場合、分割元・分割先の両伝票に対して更新が行われます。
更新内容の詳細は上記「■更新される受注伝票の項目」をご参照ください。

オーソリNGの場合

楽天側にてオーソリNGとなった場合、その時点で本システムの受注伝票は更新されません。
その後、7日以内に購入者が決済手段を変更したか否かによって処理内容が異なります。

■購入者が支払方法を変更しなかった場合
オーソリNGのまま、購入者が7日以内に決済手段の変更を行わなかった場合、楽天側で自動キャンセルが行われ、本システムの受注伝票にもキャンセルが反映されます。キャンセルに関する詳細は下記をご参照ください。

注文キャンセルを本システムに自動反映

■購入者が支払方法を変更した場合
購入者が7日以内に決済手段を変更した場合、楽天側で再び入金確認が行われます。
その後、注文が[発送待ち]ステータスに移動すると、本システムの受注伝票は下記のとおりに更新されます。

受注伝票の項目 更新後の値
入金状況 2:入金済み
※出荷可能設定の[印刷待ち]ステータスへ移動できる入金状況
承認状況 30:承認済
承認日 楽天側の「発送指示日時」
支払方法 楽天側の「支払方法」

金額変更による再オーソリの場合

金額変更などによる再オーソリが必要な場合は、手動で本システム側の伝票を[入金待ち]に戻し、楽天側で再オーソリが必要です。

金額変更を行う場合に必要な操作

・楽天RMS
注文情報の修正(金額変更)を行います。
(金額変更後、再オーソリは自動で行われます)

・本システム
受注伝票の金額変更、および入金情報を下記のとおりに手動で変更してください。
(変更後、受注伝票が[入金待ち]ステータスに入ります)

受注伝票の項目 変更する内容
入金状況 0:未入金
承認状況 10:未承認
承認日 空欄

再オーソリ時に行われる処理

楽天側で再オーソリが行われ、注文が[発送待ち]ステータスに移動すると、
本システム受注伝票の入金状況が入金済みに自動更新され、[入金待ち]ステータスから解放されます。

■自動入金の条件
再オーソリ取得日が、受注日から15日以内であること

■更新される受注伝票の項目

受注伝票の項目 更新後の値
入金状況 2:入金済み
※出荷可能設定の[印刷待ち]ステータスへ移動できる入金状況
承認状況 30:承認済
承認日 楽天側「発送指示日時」

※再オーソリ取得日が受注日から16日以上経過していた場合、自動入金処理は行われません。
手動で入金処理を行ってください。

クレジット支払で発送までの日数が30日を超える場合

楽天RMSでは、発送までの日数が30日を超える注文の場合、発送日の7日前に自動で再オーソリが行われます。この再オーソリ結果を本システムに自動で取り込む条件のご案内です。

※本システム経由でRMSの発送日を自動登録する方法は下記をご参照ください。

発送までの期間が30日以上ある注文の管理

再オーソリ結果を取り込む条件

下記条件に当てはまる場合、楽天側の入金情報の確認が定期的に行われ、再オーソリ結果を取り込みます。

受注伝票の項目 条件
支払方法 クレジットカード、ApplePay
受注状態 2:起票済、20:印刷待ち
承認日 (納品書印刷指示日-30)≧承認日 もしくは空欄
処理日(実行日) 0≦(納品書印刷指示日-現在日)≦7

※受注伝票を分割した場合、分割元・分割先の両伝票に対して更新が行われます。

取り込み時に更新される受注項目

■オーソリOKの場合
受注伝票の項目が、下記の通り更新されます。

項目 更新後
入金状況 出荷可能設定の[印刷待ち]ステータスへ移動できる入金状況
承認状況 30:承認済
承認日 楽天側で更新された「発送指示日時」

■オーソリNGの場合
受注伝票の項目が、下記の通り更新されます。

項目 更新後
入金状況 0:未入金
承認状況 10:未承認
承認日 空欄