受注データの自動取込【楽天市場(楽天ペイ)】 ID:21892

楽天市場(楽天ペイ)の受注データをAPI連携により自動で取り込むための設定です。
受注データ取込時に本システムに受注伝票が作成済みか否かによって処理内容が異なります。

受注伝票が[新規受付]に作成されている → 伝票に受注情報を追加し、[確認待ち]以降に振り分け
受注伝票が作成されていない → [確認待ち]以降に受注伝票を作成

事前の確認事項

■受注取込時の動き

・受注取込をAPIで行う場合、本システムが楽天側で自動注文確認を行います。
(楽天側の自動注文確認機能を併用しても問題ありません。)

・本システムに受注データを取り込んだ注文は、楽天側で配送会社が「その他」に更新されます。
(その後行う発送完了報告(API/CSV)時に、実際に発送した配送会社情報に上書き更新します。)
※本システムの発送完了報告機能を利用しない場合、手動にて配送会社の修正が必要です。

■取込対象の受注

・楽天共通決済の場合、楽天側のステータス [注文確認待ち]~[発送待ち] の注文(クレジット・銀行振込・後払い決済など)

・選択制決済の場合、楽天側のステータス [発送待ち] の注文 (代金引換など)

・通常購入、定期購入、予約購入の注文

・過去24時間以内の注文 (APIを開始する際はご注意ください)

■取込対象外の受注

・送料が未確定の受注

・楽天市場の「頒布会」を使用した(受注CSVファイルをご利用ください)

■予約販売機能を利用する場合
「予約販売機能」による受注を取り込む場合、API設定画面にて取込対象のチェックをつける必要があります。設定方法は下記をご参照ください。

API認証情報の登録 > 「2.ライセンスキーの登録」

■第一類医薬品を含む受注
第一類医薬品の商品を含む注文を取り込む場合、API設定画面にて取込対象のチェックをつける必要があります。設定方法は下記をご参照ください。

API認証情報の登録 > 「2.ライセンスキーの登録」

■取込タイミング (受注取込はリアルタイムではありません)

・あす楽注文の場合
本システムの「受注取得API処理」が実行されたタイミングで取り込まれます。(平常時で約15分間隔)

・あす楽注文以外の場合
注文後30分間は受注取込を行いません。(楽天側で購入者のキャンセル可能時間を確保するため)
受注メール取込を行っている場合は、[新規受付]に30分間とどまります。
その後、本システムの受注APIが動作したタイミングで取り込まれます。(平常時で約15分間隔)

■受注データ取り込み後の受注伝票

・APIにて受注データを正常に取込んだ際、本システム受注伝票のステータスは[確認待ち]以降に変更されます。

・楽天共通決済の注文の場合、下記表のとおり受注伝票はすべて「未入金」で取り込まれます。(出荷可能設定は適用されません)

項目 受注取込時の値
入金状況 0:未入金
承認状況 10:未承認

※楽天側で決済が完了した際にAPIによる自動入金確認が行われ、上記項目は「入金済」などに自動更新されます。

1.事前に必要な設定

■ライセンスキーの登録
本機能を利用する場合、楽天のライセンスキーを本システムに登録し、APIでの連携を開始する必要があります。未設定の場合は下記をご参照ください。

API認証情報の登録

■オーソリ区分の設定
店舗設定画面にて「オーソリ区分」の設定を行ってください。未設定の場合、APIで取り込んだ受注伝票が正常に更新できなくなる場合があります。設定方法は下記をご参照ください。

店舗情報の初期登録【楽天市場】

2.操作手順

【本システム画面】

  1. [設定]→[基本]より[API]をクリック
  1. 店舗を選択
  2. 楽天店の店舗URLを入力

※店舗URLは以下のXXXX部分のみ入力してください。
https://www.rakuten.ne.jp/XXXX/
https://www.rakuten.ne.jp/gold/XXXX/

  1. RMSで取得したライセンスキーを入力
  2. 利用する機能をチェック
    (各項目の機能に関しては、下記「各選択肢の内容」を参照)
  3. [設定を保存]をクリック


ライセンスキーを利用したAPI連携が可能な状態となります。


楽天の注文を自動で取り込める状態となります。

■各選択肢の内容

※1:受注キャンセル理由
RMS側のキャンセルを取り込んだ際のキャンセル理由を選択します。
詳細は下記をご参照ください。

注文キャンセルを本システムに自動反映

※2:第一類医薬品を含む注文
対象チェックを入れると、第一類医薬品を含む受注データがAPIでの取込対象となります。
本項目が未チェックの場合、CSVでの受注取り込みが必要です。

※3:自動注文確認を停止する(手動で注文確認を行いたい企業向け)
対象チェックを入れると、APIでの受注データ取り込み時に本システムから楽天側への注文確認処理は行いません。
本機能を使う場合、以下の流れでAPI連携による受注データの取り込みを行います。

楽天側の動き 楽天側ステータス 本システムの動き
購入される [注文確認待ち] 在庫確保のため、[新規受付]に仮伝票を作成する。
(受注メール取り込みによってすでに仮起票されている場合は、再度取り込まれることはありません)
RMSで注文確認処理を行う [楽天処理中]、[発送待ち] APIによって受注データが取り込まれ
[確認待ち]以降の該当ステータスに移動する。

注文確定日より24時間以内の注文が取り込み対象です。
※楽天側で注文確定処理を行い[楽天処理中]、[発送待ち]に移動するまでは取り込まれません。

※4:予約商品の注文取込
対象チェックを入れると、予約販売機能を利用した場合の受注データがAPIでの取込対象となります。
詳細は下記をご参照ください。

予約商品取り扱い時の運用方法

※5:自動発送完了報告
利用チェックを入れると、本システムで出荷処理を行った際、楽天側に配送番号(お荷物番号)が送信されます。
詳細は下記をご参照ください。

発送完了報告の自動反映(API)

※6:楽天SKU移行状況
利用チェックを入れると以下の機能を利用できます。

・商品管理の一括登録にて、楽天商品データを利用した商品自動登録機能(API)。

・SKUプロジェクト移行後の店舗に対して在庫連携

※RMS側でのSKU移行後、移行した情報を本システムが取得するため、自動でチェックが入る場合があります。