支払方法ごとの手数料を自動計算 ID:10223

支払方法ごとの手数料を自動計算するための設定を支払方法別手数料て行います。

1.事前の確認事項

■対応通貨
本機能は、店舗設定の通貨単位が「円」の場合のみ利用可能です。

■処理のタイミング
手数料の自動計算は、受注CSV / APIで受注データを取り込んだ際、および受注伝票有効化を行った時に行われます。 受注伝票を手起票、複写、分割したタイミングでは処理は行われません。

■金額算出後の処理
「加算」を設定した場合、算出した金額を、受注伝票の「手数料」「送料」「ポイント」「その他」のいずれかにプラスします。
「置換」を設定した場合、算出した金額で、受注伝票の「手数料」「送料」「ポイント」「その他」のいずれかを置き換えます。

■対象外となる設定
置換・加算する金額を%で指定することはできません。

■対象外となる受注伝票
・複数配送受注
・発送方法が「99:海外発送」である受注

■更新対象の受注伝票項目
以下の項目のみ、更新を行うことが可能です。
「税率ごとの金額」画面の金額項目(手数料10%など)に対しては、値の更新を行うことはできません。

・手数料
・送料(発送代)
・ポイント(ポイント数)
・その他(他費用)

2.操作手順

2-1.操作概要

【本システム画面】

  1. [設定]→[受注]より[支払方法別手数料]をクリック
  1. 店舗を選択
  2. [入力欄を追加]をクリック
  1. 金額の算出条件を登録
  2. [金額変換方法を登録]をクリック

2-2.各項目の内容

  1. 支払方法を選択
  2. 「商品合計」または「総合計」を選択
  3. 閾値となる金額を入力
  4. 「以上」「以下」などを選択
  1. 算出する項目を選択
  2. 金額を入力
  3. 「円」が選択されます
  4. 「置換」または「加算」を選択

※設定金額にカンマを含めないでください。カンマを含めると正しく動作しません。(例:3,000)

設定内容の削除方法

削除する行の金額2カ所を空白にし、登録をクリックすると削除できます。(上記画像の36)

3.複数の条件を設定する場合

複数の条件を設定した場合、設定方法によっては手数料が二重で加算されることがあります。
下記をご参照のうえ、二重加算されないよう設定を行ってください。

2-1.悪い例

(設定する条件例)
・商品合計が1000円以上 → 手数料:315円
・商品合計が2000円以上 → 手数料:420円

■悪い例1

商品合計が2000円の時、12の両方に当てはまるため、二重で加算されます
※手数料が735円になってしまいます。

■悪い例2

商品合計が1500円の時、12の両方に当てはまるため、二重で加算されます
※手数料が630円になってしまいます。

2-2.良い例

(設定する条件例)
・商品合計が1000円以上 → 手数料:105円
・商品合計が2000円以上 → 手数料:315円
・商品合計が3000円以上 → 手数料:420円

■正しい設定例1

  • 商品合計が1000円以上
    1に合致→105円加算
  • 商品合計が2000円以上
    12に合致→105+210=315円加算
  • 商品合計が3000円以上
    1 2 3すべてに合致→105+210+105円=420円加算

■正しい設定例2

  • 商品合計が1000円以上
    1に合致→手数料を105円に置換
  • 商品合計が2000円以上
    2に合致→手数料を105円から315円に置換
  • 商品合計が3000円以上
    3に合致→手数料を315円から420円に置換