在庫連携のしくみ ID:4262

複数店舗の在庫数が最新の在庫数に自動更新されるしくみをご案内いたします。
在庫連携に必要な設定の流れもあわせてご確認ください。

1.在庫連携のしくみ

店舗の受注メールを本システムに取り込んでから在庫連携が行われるまでのしくみをご説明します。

(前提とする状況)

・すでに3店舗と在庫連携を行っている
・現在の在庫数は10

1:受注伝票の作成

店舗の受注メールが本システムに転送されると、受注伝票が作成されます。

2:在庫の引当(在庫の確保)

本システム内の在庫数が受注伝票に割り当てられ(引当)、本システムの在庫数が減ります。

3:最新在庫数の自動連携

本システムの最新の在庫数がすべての店舗に送信され、モール・カート側でも在庫数が更新されます。

受注メール転送を行わない場合

店舗の受注メールを転送しない場合、下記のタイミングで在庫の引当が行われます。

・受注APIにて注文データが取り込まれた際
・受注CSVを取り込んだ際
・受注伝票を手入力で作成した際

2.在庫連携スタートまでの設定の流れ

在庫連携のスタートまでに必要な設定の流れをご説明します。

※下記は概要のみのご説明です。実際は店舗の設定やID・パスワードの登録などが必要です。

1:商品の登録

本システムに商品情報を登録します。

2:在庫連携対象となる商品のデータ取込

店舗から、在庫連携対象の商品ラインナップデータを出力し、本システムに登録します。このデータを本システムではモール商品CSVファイルと呼びます。

3:商品コードが一致する商品の在庫連携がスタート

本システム商品情報とモール商品CSVの商品コードが一致した場合、その商品は在庫連携の対象商品とみなされ在庫連携がスタートします。

3.モール商品CSVの役割

モール商品CSVは、店舗によって販売商品が異なる場合でも効率的に在庫連携するために必要なデータです。モール商品CSVと在庫連携との関係性を下記にてご確認ください。

(前提とする状況)

・本システムに登録した商品
商品A、商品B、商品C、商品D

・楽天市場店で販売している商品
商品A、商品B、商品C

・Yahoo!ショッピング店で販売している商品
商品A、商品C、商品D

1:各店舗よりモール商品CSVを出力する

2:モール商品CSVを本システムに取り込む

3:本システムが各店舗の販売商品を認識する

上記の流れで店舗ごとの販売商品をシステムに認識させると、該当の商品に対してのみ在庫連携が行われます。
つまり、モール商品CSVは在庫連携すべき商品を店舗ごとに認識する役割をしています。