住所の表記揺れを同一文字として処理する ID:48575
伝票の起票時、購入者/送り先の住所の表記揺れに関わらず、自動で同一文字として処理を行うための設定です。
本設定を行うことで、日本郵便のデータベースと照らし合わせた際に、同一住所でありながら表記が異なる場合(茅ヶ崎、茅ケ崎等)でも、同一住所とみなすことが可能となります。
1.事前の確認事項
■処理のタイミング
・受注CSVファイルを取り込んだ時
・受注APIで受注データを取り込んだ時
・受注伝票有効化を行った時
・手入力で受注伝票を作成/登録した時
■本設定が適用される機能
住所(購入者情報/送り先情報)内に特定の文言が含まれる場合、表記揺れに関わらず、同一の文字として下記機能の処理を行います。
<規定値設定>
・(購入者情報) 住所を基に郵便番号を自動補正する。
・(送り先情報) 住所を基に郵便番号を自動補正する。
<受注確認内容設定>
・購入者の郵便番号と住所があってません。
・送り先の郵便番号と住所があってません。
・購入者住所に特定のキーワードが含まれています。
・送り先住所に特定のキーワードが含まれています。
■同一とみなす文字
住所(購入者情報/送り先情報)内に下記の文言が含まれる場合、同一文字として処理を行います。
- [半角アラビア数字]条、[全角アラビア数字]条、[漢数字]条
- [半角アラビア数字]線、[全角アラビア数字]線、[漢数字]線
- [半角アラビア数字]号、[全角アラビア数字]号、[漢数字]号
- [半角アラビア数字]区、[全角アラビア数字]区、[漢数字]区
- [半角アラビア数字]番、[全角アラビア数字]番、[漢数字]番 (番地も同様)
- [半角アラビア数字]丁、[全角アラビア数字]丁、[漢数字]丁 (丁目も同様)
- ヶ、ケ、が、ヵ
- ツ、ッ
- ―(超音符)、ー(ダッシュ)
- -(半角)、‐(全角)
- &(半角)、&(全角)
- ?(半角)、?(全角)
■対象外の住所表記
下記の文言は、本処理の対象外となります。
・[数字]筋目
・[数字]階
■ご利用時の注意
本システムでは、購入者/送り先住所を日本郵便のデータベースと照合しています。
設定が有効の場合でも、購入者/送り先住所・郵便番号が日本郵便のデータベースと異なる場合は[確認待ち]で止まる可能性がありますのでご注意ください。
2.設定時の動き
住所表記揺れ対応の設定対象の文言が入っていた場合、規定値設定、受注確認内容設定において、下記のように処理を行います。
■規定値
以下の設定をご利用の場合
・(購入者情報) 住所を基に郵便番号を自動補正する。
・(送り先情報) 住所を基に郵便番号を自動補正する。
本設定 | 購入者/送り先住所 | 日本郵便データベース | 郵便番号自動補正 |
---|---|---|---|
有効 | 3条 | 三条 | 行われる |
無効 | 3条 | 三条 | 行われない |
■受注確認内容設定
以下の設定をご利用の場合
・購入者の郵便番号と住所があってません。
・送り先の郵便番号と住所があってません。
・購入者住所に特定のキーワードが含まれています。
・送り先住所に特定のキーワードが含まれています。
本設定 | 購入者/送り先住所 | 日本郵便データベース | 受注確認時の動き |
---|---|---|---|
有効 | 3条 | 三条 | [確認待ち]に止まらない |
無効 | 3条 | 三条 | [確認待ち]に止まる |
3.操作手順
【本システム画面】
- [設定]より[その他]をクリック
- 「項目を選択」にて住所表記揺れ対応の設定を選択
- 「住所表記揺れ対応の設定」にて「有効」を選択
- [更新]をクリック