ネクストエンジン カスタムデータ作成 オリジナルパターンの作成 ID:19315

出力項目やダウンロード時の条件などを指定し、独自の出力パターンを作成する操作手順です。

1.出力項目を選択

出力する項目を選択します。実際にデータを出力した際、選択した項目(右ボックス)の上から順に配列されます。
一つのパターンで選択できる項目の上限は120個です。

【本アプリ画面】

  1. [作る]をクリック
  1. 「分類名」にて出力する項目の分類を選択
  1. 「項目の選択」にて出力したい項目を右ボックスに移動させる

    ※操作方法は下記2つです。

    ・項目をドラッグ&ドロップで移動

    ・項目を選択し[→]をクリック

    ※選択を解除する場合

    ・項目を選択し[←]をクリック

    ・項目名右横の[×]をクリック

  2. 必要に応じて[↑][↓]で出力する並び順を変更

※1のボタン:左側の全項目を右ボックスへ一括移動
※2のボタン:右ボックスの項目をすべて削除

2.項目の詳細設定

選択した出力項目の詳細を設定します。「出力時の項目名」「日時の出力形式」などの設定が可能です。

2-1.データの出力単位を設定

特定の項目単位でデータを集計する場合の設定方法です。
「商品ごとの売上合計」「店舗ごとの総受注数」などの設定が可能です。

■出力データ例

1.Before (出力単位を設定する前)

商品コード 受注数 売単価 小計金額
ABC-RED 2 300 600
ABC-RED 1 300 300
TEST-BLK 1 500 500

2.After (出力単位を「商品コード」に指定後)

商品コード 受注数 ※1 売単価 ※2 小計金額 ※1
ABC-RED 3 300 900
TEST-BLK 1 500 500

※1:集計方法を「合計値」に設定すると、データが合算されます。
※2:集計方法を「平均値」に設定すると、データの平均値が算出されます。

■操作方法

[作る]をクリックし、項目を選択

  1. 「項目の詳細設定」の[設定を開く]をクリック
  1. [▼出力単位を指定する]をクリック
  1. 出力単位に指定する項目を選択し、右ボックスに移動させる

    ※操作方法は下記2つです。

    ・項目を選択し[→]をクリック

    ・項目をドラッグ&ドロップで移動

2-2.項目ごとの詳細を設定

  1. 「項目の詳細設定」の[設定を開く]をクリック
  1. 出力する項目名をクリック
  2. 出力時の項目名を指定
  3. データの集計方法を指定

    ※出力単位を指定した場合のみ表示されます。

  4. データの出力形式を指定

    ※項目によって選択肢が異なります。
    (すべて大文字に・整数のみ出力・YYYY/MM/DD など)

    ※あらかじめ[設定]→[出力形式パターンの設定]にて作成した条件を指定できます。
    条件パターンの詳細は下記をご参照ください。

    データの出力形式を登録する

  5. 項目ごとに条件を指定

    ※あらかじめ[設定]→[条件パターンの設定]にて作成した「店舗Aの場合は◯◯と出力する」などの条件を指定できます。
    条件パターンの作成方法は下記をご参照ください。

    各項目に付与できる出力条件を作成

3.並び順を設定

「データをどの項目の順番で出力するか」を指定します。(伝票番号順、商品コード順、など)
複数の項目を選択した場合は、上位にある項目から順番に並び替えが行われます。

例)店舗コードと伝票番号を選んだ場合
1:店舗コード順で並び替え
2:店舗コードごとのデータを伝票番号で並び替え

[作る]をクリックし、項目を選択

  1. 「並び順を設定」の[設定を開く]をクリック
  1. [条件を設定したい項目を選択してください]をクリック
  1. 条件とする項目を選択し[選択]をクリック
  1. 昇順/降順を指定
  2. [並び順を追加]をクリック

4.出力(絞り込み)の条件を設定

データ出力時に絞り込みを行う場合の条件を指定します。
(例:店舗Aのデータのみ出力、受注日が4/1~4/30の受注データのみ出力、など)

[作る]をクリックし、項目を選択

  1. 「出力(絞り込み)の条件を設定」の[設定を開く]をクリック
  1. [条件を設定したい項目を選択してください]をクリック
  1. 項目を選択し[選択]をクリック
  1. 抽出条件:データの絞り込み条件を指定 (例:指定の日より過去、など)

    ※詳細は下記「抽出条件一覧」を参照ください。

  2. 対象の指定:絞り込みに必要な閾値や参考値を指定(期間、文字、数値など)
  3. 出力の設定:一致したものを出力するかしないかを選択
  4. [条件を追加]をクリック

※出力の設定にて「●●しない」という否定形の選択肢を使う場合、抽出条件は「(空も対象)」を含む項目を選択する必要があります。

■抽出条件一覧

条件名 仕様 設定例
指定の日より過去 指定した日より過去の日付のものを抽出対象にします。
指定の日より未来 指定した日より未来の日付のものを抽出対象にします。
指定の直近より過去 本日から指定した日数より過去のものを抽出対象にします。 当日分以前のデータを出す場合
対象の指定:直近 1 日
本日が8/1の場合、直近1日=8/2 となるため、8/1以前のデータが出力対象となります。
指定の直近より未来 本日から指定した日数より未来のものを抽出対象にします。 当日分のデータを出す場合
対象の指定:直近 1 日
本日が8/1の場合、直近1日=7/31 となるため、8/1以降のデータが出力対象となります。
指定の直近より過去(指定なし含む) 本日から指定した日数より過去のものと、日付が入っていないものを抽出対象にします。
指定の直近より未来(指定なし含む) 本日から指定した日数より未来のものと、日付が入っていないものを抽出対象にします。
指定の期間を含む 指定した期間内の日付のものを抽出対象にします。
指定の期間を含まない 指定した期間外の日付のものを抽出対象にします。
日時の指定がない 日付が入っていないものを抽出対象にします。
日時の指定がある 日付が入っているものを抽出対象にします。
ダウンロードする時に指定する 上記のいずれかの条件を、ダウンロード時に指定します。

 

条件名 仕様 設定例
指定の文字と等しい 指定した文字と同じ内容(完全一致)のデータを出力対象にします。 商品分類タグ、受注分類タグは[]もご入力ください。
「[A]のタグを含む」伝票などを対象にする場合は「指定の文字を含む」をご利用ください。
指定の文字と等しい(空も対象) 指定した文字と同じ内容(完全一致)と空のデータを出力対象にします。
指定の文字と等しくない 指定した文字と同じ内容(完全一致)のデータを出力対象外にします。
指定の文字と等しくない(空も対象) 指定した文字と同じ内容(完全一致)と空のデータを出力対象外にします。
指定の文字から始まる 指定した文字から始まるデータを出力対象にします。
指定の文字から始まる(空も対象) 指定した文字から始まるデータと空の出力対象にします。
指定の文字から始まらない 指定した文字から始まらないデータを出力対象にします。
指定の文字から始まらない(空も対象) 指定した文字から始まらないデータと空のデータを出力対象にします。
指定の文字で終わる 指定した文字で終わるデータを出力対象にします。
指定の文字で終わる(空も対象) 指定した文字で終わるデータと空のデータを出力対象にします。
指定の文字で終わらない 指定した文字で終わらないデータを出力対象にします。
指定の文字で終わらない(空も対象) 指定した文字で終わらないデータと空のデータを出力対象にします。
指定の文字を含む 指定した文字を含むデータを出力対象にします。
指定の文字を含む(空も対象) 指定した文字を含むデータと空のデータを出力対象にします。
指定の文字を含まない 指定した文字を含まないデータを出力対象にします。
指定の文字を含まない(空も対象) 指定した文字を含まないデータと空のデータを出力対象にします。
指定がない 値がない(空)のデータを出力対象にします。
指定がある 値があるデータを出力対象にします。
ダウンロードする時に指定する ダンロード時に上記のいずれかの条件を指定します。

5.パターン情報を設定

作成したパターンの名称や出力時のファイル名などを指定します。

パターンの設定終了後、「パターン情報を設定」にて各項目を入力

  1. 名称:パターン名称を指定
  2. 場所:保存するフォルダを指定

    ※「ダウンロード」画面で任意フォルダの作成が可能です

    ※「配送情報」「納品書」フォルダに保存した場合、ダウンロードするとメイン機能も連動して更新されます

  3. コメント:パターンの説明文を入力
  4. 出力するファイル名:出力ファイルの名称を指定
    (日付の付与、CSVの区切り文字の指定も可能)
  5. タイトル行の有無:タイトル行(項目名)を出力するか否かを選択

  1. [パターンを保存]をクリック