商品区分の役割 ID:12907

本システム上で各商品に設定する商品区分の概要です。
商品区分は3種類あり、商品区分によって店舗側に在庫連携する値や受注処理方法が異なります。

1.各商品区分の概要

■0:通常
在庫がある場合のみ注文を受ける商品。
(商品区分を指定せずに商品を登録した場合、自動で「0:通常」となります)

■10:予約
在庫がない場合でも仮の在庫(予約在庫)で注文を受ける商品。
入荷予定がある場合や、即入荷が可能なので常に注文を受けたい場合などに使用します。

■20:受注発注
在庫を持たない商品。
注文を受けてから作成/発注する商品(名入れ商品など)に使用します。

2.在庫連携・受注処理方法のちがい

2-1.在庫連携

在庫連携時に、モール・カート側に送信する在庫数は以下のとおりです。

商品区分 店舗へ送る在庫数
通常 フリー在庫数 (※1)
予約 フリー在庫数 + 予約フリー在庫数 (※2)
受注発注 モール・カートの最大値を送信 (※3)

※1「フリー在庫数」本システム内にて、出荷前の受注伝票に割り当てられていない在庫数。(現在、販売できる数)

※2「予約フリー在庫数」予約商品の在庫連携数につきましては、下記マニュアル「3.予約在庫と通常在庫が混在する場合」をご参照ください。

在庫数の定義

※3「モール・カートの最大値」モール・カートで指定されている最大在庫数を送信します。(99999、9999など)

2-2.受注処理

本システムに受注データを取り込んでから出荷するまでに必要な受注処理は下記のとおりです。

商品区分 受注取り込み後のステータス 出荷までに必要な処理
通常 フリー在庫なし → [引当待ち]
フリー在庫あり → [印刷待ち] ※4
・在庫を入庫する
予約 予約フリー在庫あり / フリー在庫なし → [引当待ち] ※5

・在庫を入庫する

・必要に応じて在庫数を調整

受注発注 [引当待ち]

・商品の発注と仕入れを行う

・仕入れ時、仕入伝票を作成→自動引当
仕入れ時、仕入伝票未作成→在庫の強制引当

※強制引当に関しては下記をご参照ください。

受注発注商品の引き当て (強制引当)

※4:受注内容によっては[入金待ち]や[確認待ち]に止まる場合もあります。

※5:予約フリー在庫が受注伝票に引き当たっても、実在庫が確保されていないとみなされ、[引当待ち]に止まります。

3.関連マニュアル

予約商品、および受注発注商品の運用方法は下記をご参照ください。