Amazonデータ保護ポリシー遵守のための仕様変更について2020年1月8日
2020年1月中に、Amazonのデータ保護ポリシー遵守が必須化されます。
(本システムがデータ保護ポリシーを遵守しない場合、Amazonとの連携そのものが不可能となります。)
必須化によるAmazon側の変更点と、本システムの対応や影響範囲をご案内いたします。
1.購入者住所と電話番号が取得できなくなります。
2020年1月中に、Amazon側の「購入者郵便番号」「購入者住所」「購入者電話番号」が外部システムに提供される受注データ(API/受注ファイル)から削除されます。
本システムの対応
Amazon側から取得した受注データの購入者情報(郵便番号・住所・電話番号)が空白だった場合、本システム受注伝票の該当項目には送り先情報と同じ値を反映します。(受注API利用時、受注ファイル利用時ともに)
・購入者情報「郵便番号」 ← 送り先情報「郵便番号」の値を反映
・購入者情報「住所1」 ← 送り先情報「住所1」の値を反映
・購入者情報「住所2」 ← 送り先情報「住所2」の値を反映
・購入者情報「電話番号」← 送り先情報「電話番号」の値を反映
※上記はギフト注文の場合にも適用される仕様です。
納品書への影響
ギフト注文の場合でも、受注伝票および納品書の購入者住所/電話番号欄に発送先の情報が表示されてしまいます。
Amazon店舗すべての納品書に関し、購入者欄と発送先欄の住所/電話番号を空白にしても問題ない場合は、下記の設定を行ってください。
- [設定]→[受注]より[納品書テンプレート]をクリック
- Amazon店を選択
- 「購入者」「発送先」の末尾に __hide__ と入力
(半角アンダーバー×2 + hide + 半角アンダーバー×2)
↓
画面下部の[納品書テンプレートを設定]をクリック
※本設定を行うと、選択店舗のすべての受注の納品書に反映されます。
設定後に納品書をダウンロードすると、下記項目が非表示になります。
- 購入者欄の「郵便番号」「住所1」「住所2」「電話番号」
- 発送先欄の「郵便番号」「住所1」「住所2」「電話番号」
配送情報 (送り状発行用データ) への影響
本システムから出力する配送情報の購入者住所/電話番号にも発送先の情報が出力されてしまいます。
必要に応じて、送り状発行ソフトの設定変更をお願いいたします。(購入者住所/電話番号を空白にする、など)
恐れ入りますが、設定方法は送り状発行ソフトの提供元へお問い合わせをお願いいたします。
2.個人情報の保有期限遵守が必須となります。(個人情報の暗号化)
Amazonの「個人情報に関する追加セキュリティ要件」にて規定されている個人情報データの保有期限遵守が必須化されます。
(保有期限の詳細は、下記にて「個人情報に関する追加セキュリティ要件」→「1. データの維持と復旧」をご参照ください。)
本システムの対応1:受注伝票「個人情報」の暗号化
※本機能は、2020年1月9日(木)にリリースいたしました。
■対象となる受注伝票
下記いずれかの条件に合致した場合、受注伝票の個人情報を暗号化します。
- 出荷確定日から31日以上経過した受注伝票
- キャンセルされた注文の場合、受注日から31日以上経過した受注伝票
※例外:同梱によるキャンセル伝票
受注伝票のキャンセル区分が「3:他の伝票への統合の為キャンセル」)の場合は、同梱先の有効な伝票が出荷確定日から31日以上経過したタイミングで暗号化します。
■暗号化の対象項目と表記
暗号化される項目名 | 暗号化後の表記 |
---|---|
購入者名・購入者フリガナ・送り先名・送り先名フリガナ | ******************** |
郵便番号(購入者情報)・郵便番号(送り先情報) | ******* |
住所1(購入者情報)・住所2(購入者情報)・住所1(送り先情報)・住所2(送り先情報) | ******************** |
電話番号(購入者情報)・電話番号(送り先情報) | 00000000000 |
メール(購入者情報) | xxxxx@xxx.xxx |
本システムの対応2:受注伝票の操作履歴を削除
※本機能は、2020年1月9日(木)にリリースいたしました。
下記いずれかの条件に合致した受注伝票に関し、個人情報を含む可能性がある操作履歴を削除します。
■対象となる受注伝票
・出荷確定日から31日以上経過した受注伝票
・キャンセルされた注文の場合、受注日から31日以上経過した受注伝票
※例外:同梱によるキャンセル伝票
受注伝票のキャンセル区分が「3:他の伝票への統合の為キャンセル」)の場合は、同梱先の有効な伝票が出荷確定日から31日以上経過したタイミングで削除します。
■該当の画面
受注伝票左上の[メニュー]→[履歴]→[操作履歴]
■削除対象となる操作履歴
操作内容欄が「受注登録」「受注修正」「分割」の行そのものを削除
本システムの対応3:過去の受注伝票の暗号化 / 操作履歴の削除
※過去受注の暗号化は、2020年1月9日(木)より、深夜に処理を行っています。
下記いずれかの条件を満たす過去の受注伝票に関しましては、順次暗号化と履歴の削除を実施いたします。
・出荷確定日から31日以上経過した受注伝票
・キャンセルされた注文の場合、受注日から31日以上経過した受注伝票